俺的☆頑張る理由
なぜ生きるのか、とか、なぜ頑張るのか、って言うのは人生の永遠のテーマだと思う。
しかも、それは自分の成長と共に変化してくるから厄介だ。
理由(≒目標)を見失うと、とたんに崩れる。
小学生の頃はレーサーになりたかった。
中学生の頃は科学者になりたかった。
高校生の頃は物理学者になりたかった。
で、浪人中に失恋とか家出とか色々あって、挫折した。
こうなると、将来の目標とか見失うし、とりあえず生活費だけは稼がないといけなくなった。
マズロー的に言うと、5段階中のレベル2(安全の欲求)に該当してたんだと思う。
仕事の傍ら、仕事で生きてきそうな知識を得るために、分厚い専門書を読みあさってた。
好きな事とか目標とかどうでも良くて、とにかく手に職を付けるしかなかった。
声がかかるたびに転職してたら、いつの間にか複数の社長さんたちから
「君は独立したほうが良い」
と言われるようになり、流れに身を任せて社長になることになった。
収入も同年代からは比べものにならないくらいあり、安全の欲求は満たされた。
社会的地位も得たので、レベル3(所属と愛の欲求)も満たされたんだと思う。
※ただし、所属に限る。とか言ってみる。
そんなこんなで2~3年経った頃、スゲーむなしくなった。
お金はある。欲しいものは大体買える。結婚してる。
なのに、何かが足りない。
根本的に。
人として。
夜が寝れないくらい悩んだ。
俺はなんで社長になったんだっけ?って思いながら、ドラッカーとか読みあさった。
そんな時に、同世代の起業家とか起業家予備軍に出会う機会があった。
彼らは明らかに自分とは違って、明確な目標があった。
で、色々考えた結果、漠然と「世の中を良くしよう」とか思い始めた。
今思えば、それがマズロー的なレベル4(承認の欲求)だったのかもしれない。
世の中に認められたい、と。
それでも、ワールドビジョンとか、かものはしプロジェクトとかは好きになれなかった。
お金だけ渡して、「俺良い事してる」みたいな感じなのは、ただの優越感だと思った。
たまたま日本に生まれて、自分が幸運にも他の国よりも優位だから出来ることにすぎないと。
そんなの努力でも何でもないから。
だから自分は国内に目を向けようと思った。泥臭い事しようと思った。
そう考えてたら、自分の取るべき行動が分かるようになってきた。
マズローを知ったのはちょうどその頃かもしれない。
社員を雇うなら、就職弱者を とか考えて、フリーターを正社員として雇用したり。
虐待された子供の行き場がなくて大変だ、とニュースで見ては、東京都に里親として登録したり。
直接自分で何かをするって、すごく大変。
相手だって人間だから、意見の相違とか、考え方の違いとかもあるわけだし。
お互いに凹むことも多い。
一時期は収入に対して1.5倍の雇用をしてたりとか、マジ破産するかと思った。
それでも、みんなの笑顔を見ると、そんな事どうでもよかった。
あなたはなぜ頑張るのですか?
僕の答えはこうだ
そこに人がいるから。
<おまけ>
マズローの欲求段階説において、自分がどの段階にいるのかチェックしてみよう!
以下の項目で、満たされないと感じるキーワードがあるところが、自分のレベルということ。
また、上位のレベルで満たされていても、下位のレベルに満たされない所があるのなら、そこを満たすべき、ということです。
レベル1(生理的欲求)
○食欲を満たすことが出来る
×性欲を満たすことが出来る
○十分な睡眠を取ることが出来る
レベル2(安全の欲求)←ここを満たすことに一生を費やす人が大半らしい
○安定した収入がある
○必要・十分な住まいに住んでいる
○健康である
○いざという時のために保険に入っている
レベル3(所属と愛の欲求)←twitterとかのSNSが流行るのはココを満たすため
○情緒的な人間関係を築いている
○他者に受け入れられている
○自分の所属するグループがある(趣味の仲間とか)
○孤独感を感じることはない
○社会的不安はない(解雇されるかもとか)
○鬱ではない
レベル4(承認(尊重)の欲求)
×尊敬されている
×社会的地位がある
×利権を得ている
×注目されている
○技術や能力を習得している
×自己評価は高い
○自立性がある
レベル5(自己実現の欲求)←いわゆる夢。夢を持たない人が多い、とかなんとか言ってる人は、レベル4までを理解してない人。
○諦めていない夢がある
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初代広報/中井

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