WiMAX?LTE??4G??貴方は分かる?モバイル回線の違いについて語ってみた。
皆さん、こんにちは。こだまシステムのしゃちょーこと、金重です。
先日、社内でポケットWifi的なものを契約する機会があり、回線の種類について総務の人間から質問を受けまして、
意外とみんなモバイル回線の種類とか特性って知らなかったりする?
なーんて、考えましたので、ブログにまとめてみました。
何が得とかそういった比較ではないのですが、回線の特性を知ることによって、自分のライフスタイルや使い方にあった回線環境が選べたりとか、現在使っているものに対しての理解が得られたら便利かな~なんて思ったので、発信します。
どなたかのお役に立てば!
WiMAX
WiMAXはKDDIの子会社のUQが開発した規格で、
無線LAN(Wi-Fi)を拡張した規格です。
特徴は
。。・一つの基地局でカバーするエリアが広い
。。・PCやサーバなどのネットワーク規格と互換性があり
。。。携帯電話網の規格と互換性がない
。。・周波数帯が水分と干渉する(電子レンジと同じ)為
。。。雨天時につながりにくい
LTE
LTEはドコモが開発した規格で、3G回線を拡張させたものです。
世界的に標準採用してもらう事を想定したため、規格をオープンにしています。
なのでAUでもソフトバンクでもLTE回線があります。
特徴はこれと言ってないですが、しいて言えばドコモらしい安定感があります。
最近はデータ通信だけでなく、音声をパケットデータ化して(VoIPという技術です)
通話回線ではなくパケット回線で音声通話をする規格(VoLTE)なんかも出ています。
ソフトバンク4G
ソフトバンク4Gは、旧ウィルコムの開発したPHSを拡張したAXGPという規格です。
ソフバンがウィルコムを買収したのはこの規格が欲しかったからとも言われています。
PHSは本来内線電話を持ち出すことをコンセプトに作られたものなので、
携帯電話の基地局よりも一つの基地局でカバーできる範囲が狭いです。
携帯電話の基地局がビルの上にあることが多いのに比べて、PHSは電柱など
狭い間隔、低い位置に設置されています。
基地局からの距離や障害物によって電波が著しく悪くなります。
キャリア(会社)の違い
ソフトバンクは4Gと4G/LTEの2種類の4G回線(=ハイスピード回線)を提供しています。
AUはWiMAXとLTEの2種類、ドコモはLTEのみです。
Y!mobileは、イーモバイルをソフバンが買収した会社です。
回線自体は元のイーモバイルの回線を提供しています。
現在の規格はLTEのみです。
ソフバンの4G/LTEとは別回線(基地局の免許が別)ですが、
ソフバンからはダブルLTEと言う名称で、両方の回線を使用できるサービスもあります。
僕が使ったことがあるのは、ウィルコムのPHS、イーモバイル(3Gハイスピードと呼ばれた時代の者)、
ドコモのLTE(Xiクロッシー)、UQのWiMAX、ソフトバンク4G(AXGPの方)と、
一通りすべての回線は試しています。
一応、新しい回線規格が出るたびにとりあえず使ってみてます。
以上、知りたい人にはたまらない(!?)マニアックな情報でした!

しゃちょー

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