成果は評価にならない?!会社から必要とされる方法
ビジネスマンたるもの、誰しも会社から必要とされたいですよね。
どうすれば会社が必要だと思ってくれるのか。
おそらく、会社員も経営者も、あまり考えていないであろう、視点をこっそり教えちゃいます。
皆さんは、会社でどのように評価されているでしょうか。
あるいは評価されたいのでしょうか。
大抵の方は、成果に対して数値で評価してもらいたいと思っていると思います。
これは経営者の方も同じことだと思います。成果を数値で評価しなければ、と。
売上であれば○円だったり、利益であれば○%だったり。
あるいはテレアポ率○%、リピート率○%などなど。
しかし、この【成果を数値で評価】というところに落とし穴があります。
同じ成果の人が二人いたとします。
どちらか一人を解雇しなければなりません。
ターゲットになるのは給与が高い方の人です。
コストパフォーマンスが悪い方、ということですね。
あるいは、ある一定の部署を、同じ成果をより低コストに実現してくれる会社にアウトソースするかもしれません。
まったく非道なはなしです。
しかし、成果を定量的に数値で評価するという事は、こういう事なんです。
※注
ダイレクトマーケティングの神、ダン・ケネディはこれこそが正しい姿だと言っています。
情け容赦は不要、社員も不要だと。
学問としての経営であれば、それでも良いかもしれませんが、僕は彼の考え方には共感できません。
なぜなら僕のモチベーションは仲間との笑顔にあるから。
情けは人の為ならず(巡り巡って己が為)、と。
ですが、実際はそんな数値で測れる成果がすべてではないことを、我々は感覚的に、また経験として知っています。
たとえば、これならどうでしょう。
二つの会社があったとします。
業種、売り上げ、利益、いずれも同じだとします。
A社に訪問すると、いつもスタッフが明るく元気にあいさつしてくれる。
B社はいつもどんよりしている。
しばらくの後、どちらの会社が成長していますか?
いや、正解なんて言いませんよ。
だって言う必要なんてないじゃないですか。
そうです。より定性的な評価こそ、【この人じゃなきゃダメなんだ】という言葉を引き出すのです。
自分のことを成果・数値で評価してもらおうと思っている人は、こう言ってはいけません。
「私は人間だ!ロボットではない!」
そうです。ロボットになろうとしてはいけません。
社畜になろうとしてはいけません。
人にはそれぞれ個性があり、それぞれ違った魅力があるはずなんです。
数値で測れない評価を、自分自身の熱い情熱をどんどんアピールしていきましょう。
類は友を呼びます。
きっとあなたのことを、ちゃんと人として見てくれる上司に巡り合うことでしょう。
しゃちょー
最新記事 by しゃちょー (全て見る)
- 企業が間違う働き方改革 - 2019年6月26日
- ウンベラータに新しい芽が出てきたよ! - 2019年6月25日
- 【お金】と【ありがとう】についての大事な話。 - 2018年3月16日