誰も教えてくれなかった!出世したい人が忘れちゃいけない大事なこと

今の20代は出世欲が低いと言われていますが、僕は知っています。

実はみんな出世したいという事を。

ただ、出世できる気がしないから、半ばあきらめているだけだという事を。

出世するために、忘れちゃいけない基本中の基本があるものの、もしかしたら忘れちゃってる人も多いのかな。

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なぜ出世できないのか

社員として働いている皆さんはよく理解していると思います。今更考えてもらうのも野暮ってもんです。

こたえは、能力がないから・・・ ではありません。

ポジションが満席だから。

自分が課長になりたいと思っても、課長は既にいます。

課長がいなくならない限りは、新しい課長はいらないのです。

これでは、どんなに努力をしたって無駄に感じてしまいます。

そりゃぁ、出世欲もなくなるというものです。

 

そもそも出世とは何か

しゅっ‐せ 【出世】

[名](スル)
社会的に高い身分・地位を得ること。「―して親を喜ばす」「立身―」
この世に生まれ出ること。「先づ老子―し、次孔子出」〈雑談集・九〉
仏語。

(デジタル大辞泉 より)

とまぁ、辞書を引けばこう書いてあります。

大抵の方はこう考えているんじゃないでしょうか。役職が上がることだ と。

ここに僕は疑問を投げかけます。はたしてそうだろうか?と。

ここで一つ想像してみてください。

僕が昔勤めていたある会社には社長を含め3人が所属していました。

それぞれの役職は代表取締役社長、取締役、平社員(僕)です。

ここからはフィクションですが、かりに僕が課長になったとします。

引き続き3人の会社です。

これを『出世した』と言いますか?

経験的に、また、感覚的に皆さん否定すると思います。

役職が上がっているのに、出世したと思いませんよね?

ここが忘れられがちなポイントなんです。

出世は役職が上がることではない!

 

経営者になったつもりで考えてみてください。

なぜ、出世させるのですか?

なぜ、役職を上げるのですか?

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ところで、世界最古の組織とはなんでしょうか。

おそらく最古の組織とは軍隊でしょう。王様を頂点として、上官が兵に指揮命令をするわけです。

頂点に君臨する王様が、一人一人の兵に直接指示はしないですよね?

間には、いくつもの長(おさ)がいます。

一番小さいかたまりの長が、伍長(ごちょう)です。

亻(にんべん=人)に数字の五です。

五人を取りまとめる長なんですね。

詳しいことは学者さんやミリヲタに任せるとして、経験則を重んじる軍隊としては五人に一人のリーダーを配置するのがベストという事なんだと思います。

先ほどの昔勤めていた会社の例でいうと、社員が10人くらいいて僕のチームともう一つ別のチームがあったら

僕はめでたく課長になって部下が5人、もうひとつのチームは取締役が管理、という事になるかもしれません。

これなら『出世した』と言っても良いでしょう。

 

出世とは何か。

部下が増えること

これこそが、忘れてはいけない、大事なことなんです。

部下が増えなければ、リーダーを配置する必要なんてありません。

 

もしあなたが部下を持っていなければ、見直すべきポイントはここです。

あなた一人で、一人分の仕事をしていませんか?

一人分の仕事を上司があなたに与えているのに、部下を付ける必要なんてないですよね。

二人分こなせとは言いません。

上司(人事権をもつ管理職ならなおOK)に「明らかに一人分を超えている」とか、「これはすぐにでもアシスタントを付けなければいけない」

そう思わせる必要があるわけです。

 

もしあなたが部下をもつリーダーなのだとしたら、自分のチームの人数以上の仕事・成果を出しましょう。

そして、部下をリーダーに育てましょう。

あなたが課長だとして、あなたの部下が新たに課長級になれるのなら、あなたは部長に任命されるかもしれません。

 

一人一人が組織を育てていく。

これこそが出世するための最大にして唯一の方法です。

これを知ってしまったあなたは、近いうちに出世すること間違いなしですね!

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しゃちょー

しゃちょー

有限会社こだまシステム社長。18歳の時からIT業界で働く。趣味はモータースポーツ。マイブームはダイエット。

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